自分で確認できる、引用付きの医療の回答
AskMedは、優れたリファレンスと同じように医学的な質問に答えます。すべての記述の後に、それを裏づける情報源へのリンクが付きます。iPhone、iPad、Android、Webで質問すると、AskMedはあらかじめ定められた医学雑誌、診療ガイドライン、添付文書、リファレンスのリストを検索し、その検索で見つかった内容からAIモデルが回答を作成します。回答には開いて確認できる番号付きの引用が付きます。このページでは、引用付きの回答がどのようなものか、AskMedがそれをどう作るのか、どんな場面で役立つのか、そしてその限界について説明します。
- iPhoneとiPad
- Android
- Web
引用付きの回答とは
AskMedの引用付きの回答とは、事実を述べるすべての文や節に、それを裏づける公表された情報源へのリンクが付いた、AIが作成する解説です。回答は質問に直接答える概要の段落で始まり、「機序」「診断」「エビデンスの質」など質問に必要なセクションだけが加わります。各セクションは短い箇条書きで書かれます。アプリは情報源へのリンクを番号付きの参考文献に変換し、回答の下の一覧では各情報源に「ガイドライン」「リサーチ」「添付文書」「参考文献」のラベルが付くため、開く前にそれがどの種類のエビデンスかが分かります。情報源をタップするとシートが開き、「関連情報」にはAskMedが依拠した箇所が、「AskMedでの活用方法」にはその使い方についての説明が表示され、情報源の全文を開くボタンもあります。回答は標準で8件の異なる情報源に基づき、3〜12件の範囲で好きな数を選べます。どの回答も最後に3つの追加の質問が提案されます。
- 番号付きの引用が、裏づける文の直後に、最初の段落から付きます。
- 参考文献の一覧に、各情報源のタイトル、種類、リンクが表示されます。
- 情報源のシートで、記述の根拠となった箇所そのものを確認できます。
- 高評価・低評価のボタンが回答の下にあり、「どこに問題がありましたか?」の短いフォームから報告できます。
AskMedが引用付きの回答を作るしくみ
AskMedは、検索と作成の2つの段階で引用付きの回答を作ります。まず、AskMedはあなたの言葉をそのまま使うのではなく、正確な医学用語で独自の検索クエリを作成し、質問が治療・管理や最新のエビデンスに関するものであれば、「guideline」や「latest guideline update」といった語を加えます。検索は、あらかじめ定められた医療Webサイトのリストに対してのみ行われます。PubMed、Cochrane Library、NEJM、The Lancet、JAMA、The BMJなどの学術誌とデータベース、NICE、WHO、CDC、ESC、KDIGOなどのガイドライン策定団体と機関、FDAとDailyMedの添付文書、そしてStatPearls、MSDマニュアル、BMJ Best Practiceなどのリファレンスです。次に、AIモデルがその検索結果だけをもとに回答を作成します。モデルは、各情報源を実際に述べている内容についてだけ出典とし、リンク、研究、統計を決してでっち上げないよう指示されています。最優先はガイドラインと保健機関、次にシステマティックレビューとメタアナリシス、その次に総説とリファレンス、その次に臨床試験とその他の研究です。
検索で使える医療情報源が見つからない場合、AskMedは記憶に頼って答えません。あらかじめ用意された定型の返答が表示され、医療情報源が見つからなかったことを伝え、医療に関する質問として言い換えるよう求めます。出典をまったく示さずに返ってきた回答も同じ返答に置き換えられるため、出典のない回答がエビデンスであるかのように示されることはありません。情報源の一覧とその背後にあるルールはAskMedの回答のしくみで紹介しています。
引用付きの回答が役立つ場面
引用付きの回答は、何が正しいかだけでなく、それがどこに書かれているかを知る必要があるときに役立ちます。臨床の仕事や学術的な仕事の大半がこれにあたります。夜勤中の研修医は、治療の流れを確認し、自信のない1つのステップについてその根拠となるガイドラインを開けます。看護師は、あるモニタリングがなぜ重要なのかを調べ、患者さんに説明する前に情報源を読めます。薬剤師は、薬の相互作用、禁忌、モニタリングを、それぞれ添付文書やリファレンスに結びついた形で確認できます。医学生は練習問題を貼り付けて、誤った選択肢がそれぞれなぜ誤りなのかを確認し、引用をたどってStatPearlsや総説を読めます。研究者は、どの記述がメタアナリシスに基づき、どの記述が1件の試験に基づくのかを一目で把握し、それらの論文を文献リストに加えられます。いずれの場合も、回答はエビデンスそのものへ直接つながる、すばやい出発点になります。
汎用チャットボットは記憶に頼って答えることが多く、その医療に関する回答に架空の参考文献が含まれていたことが研究で示されています。それらの研究の結果はChatGPTは医療に関する質問に正確に答えられるか?にまとめています。iPhoneとiPadはApp Store、AndroidはGoogle PlayでAskMedを入手するか、Webで使うことができます。
引用付きの回答の限界
引用付きの回答には、その作られ方に由来する限界があります。各回答は医師や編集者ではなくAIモデルが作成したもので、あなたが目にする前に人がレビューすることはないため、文が情報源を読み誤ったり、重要なことを抜かしたりすることがあります。引用は記述がどこから来たかを示すものであって、その記述があなたの患者に当てはまることを証明するものではありません。行動の根拠にしようとしている点については、その情報源を開いてください。AskMedはあらかじめ定められた医療Webサイトのリストを検索するため、それ以外の場所でのみ発表されたエビデンスは含まれない場合があります。情報源は古かったり、互いに見解が異なったりすることがあり、AskMedはその場合にその旨と、どちらのエビデンスがより強いかを述べるよう指示されています。AskMedは薬の用量、スケジュール、用量計算を一切示しません。正確な用量は最新の処方情報で確認してください。症状チェッカーではなく、緊急時の使用も想定していません。回答が誤っていると思われる場合は、低評価ボタンをタップして何が問題だったかをお知らせください。
よくある質問
AskMedの引用は本物ですか?
各引用は、AskMedの検索で実際に取得されたページに、その正確なWebアドレスでリンクしています。また、AskMedはリンク、研究、統計を決してでっち上げないよう指示されています。引用を開いて、そのページに文と同じことが書かれているかを確認してください。
1つの回答にいくつの情報源が使われますか?
標準では8件です。出典フィルターの「情報源の数」スライダーで、3〜12件の範囲で好きな数を設定できます。関連する情報源が少ない場合、AskMedは質の低い情報源や的外れな情報源を加えるのではなく、引用する数を減らします。
AskMedが情報源を見つけられなかった場合はどうなりますか?
医療情報源が見つからなかったことを伝え、質問の言い換えを求める定型の返答が表示されます。AskMedは記憶に頼って穴埋めはしません。
誤った回答はどう報告すればよいですか?
回答の下にある低評価ボタンをタップし、「不正確」「情報不足」「情報源が一致しない」「わかりにくい」「その他」から理由を選んでください。短いメモを添えることもできます。
引用付きの回答に薬の用量は含まれますか?
いいえ。AskMedは薬の適応、作用のしくみ、副作用、相互作用、モニタリングを説明しますが、量やスケジュールは一切示しません。
その他の機能
- リサーチモードエビデンスに関する質問のためのモード。研究を探し、最も関連性の高い1件を全文で読み、エビデンスを比較検討します。
- 出典フィルター引用する情報源の数と種類(学術誌、ガイドライン、添付文書、リファレンス、研究の種類)を選べます。
- ガイドラインと医薬品添付文書すべての質問で診療ガイドラインとFDA・DailyMedの添付文書を検索し、最新のガイダンスを優先します。
- 米国外のガイドラインNICE、ESC、WHOなど米国以外のガイダンスや、各国の医薬品レジストリにある現地の商品名に対応。NPIは不要です。
- PDF・画像・メモの添付検査報告書、退院サマリー、文字の写った写真、貼り付けたメモを追加すると、AskMedはそれを踏まえて回答します。
- 追加の質問同じ説明を繰り返さずに「妊娠中は?」と聞けるほか、各回答の後に提案される3つの追加の質問をタップすることもできます。
- 製薬会社の広告なし回答の横に製薬会社の広告やスポンサーコンテンツはありません。情報源はスポンサーではなくエビデンスの種類で選ばれます。
- 履歴・保存・プライベートモード過去の回答は履歴に、ブックマークは保存済みに。プライベートモードなら新しい質問を履歴に残しません。
- 回答の共有回答全体を出典付きのテキストとして、スマートフォンやパソコンのどのアプリからでも同僚や同級生に送れます。
- 医療計算ツールgetaskmed.comの臨床スコアと検査値の推算ツール。それぞれ原著論文に基づいて作られ、論文へのリンク付きです。
- 7つの言語アプリは英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、日本語、アラビア語に対応し、質問した言語で回答します。
- Webアプリgetaskmed.com/appからどのブラウザでも使えるAskMed。履歴はアカウントに保存され、インストールは不要です。
- AndroidアプリGoogle PlayのAskMed。iPhoneと同じ引用付きの回答に加え、ホーム画面ウィジェットも使えます。
- iPadアプリ縦向きでも横向きでも使えるiPad版AskMed。Split View、ステージマネージャ、画面に合わせた読みやすい本文幅に対応。
- ホーム画面ウィジェットワンタップで質問ボックスを開いたり、直近2件の回答をホーム画面から開き直したりできるAndroidウィジェット。
